2018年03月02日

レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2018年2月末基準)


金融・投資(全般) ブログランキングへ←ぜひ、応援クリックお願いいたします。

2018年2月末のシグナルは以下のとおりとなりました。
1 新興国株 Buy
2 日本株 Buy
3 先進国株 Buy
4 新興国債券 Buy
5 JREIT Buy
7 日本債券 Buy
6 先進国債券 Sell
8 GREIT Sell

順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。

このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり新興国株と日本株に50%ずつ配分するポートフォリオを構築します。

前月と同じポートフォリオなので、今月のトレードは発生しませんでした。

新興国株の好調が続いています。

「ある資産に人気が集まり、他の資産よりも大きく上昇する傾向が続く」という現象はたびたび起こります。RS投資はそのような「流行っている資産」に乗っかる戦略です。

金融資産の値動きはランダムウォークではありません。人気が集まっている資産の相対的に大きな上昇が続き、人気が集まっていない資産の相対的な不調が続きます。

これは髪型やファッションの流行がランダムウォークによる偶然ではなく、「人は人に追随する」という人間の本性によるものと原因は同一です。

市場はランダムウォークしていない、というのはヘッジファンド業界などでは周知の事実です。にもかかわらず、効率的市場仮説(EMH)を否定するアカデミックな論文が(行動ファイナンス以外に)登場していないのには理由があります。アカデミックな場所で反駁しても何のメリットもないからです。自分が見つけた必勝の投資法はアカデミックに発表せずに秘密にしておき、資本市場で実践して儲ける方が楽しいし金銭的利益も莫大だからです。

今後も効率的市場仮説(EMH)がアカデミックな主流であり続けるでしょう。多くの機関投資家や個人投資家はこの理論に基づいて投資を実践するでしょう。そして、ノーベル賞を獲得できるような秘伝の新事実を発見した投資家はその新事実を公にすることなく、秘伝のままにして市場から収益を獲得し続けるのでしょう。

※くれぐれも、投資は自己責任でお願いします。

※RS投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです。
http://etftrendfollow.seesaa.net/article/149713192.html

※RS投資はそもそもは、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています。
http://etftrendfollow.seesaa.net/article/355099739.html


金融・投資(全般) ブログランキングへ←ぜひ、応援クリックお願いいたします。
posted by 市原 at 23:10| Comment(3) | 月次シグナル解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
市原様、はじめまして。
こちらのブログを拝見してから、実際にRS投資を実践しており、
おかげさまで順調です。ありがとうございます。

すでに投資していますが、ここへ来て、根本的な疑問が
生じました。

ここのところ、新興国株と日本株が上位2位で変わらず、
その場合トレードは発生しないと考えて、何も売買は
しておりませんでした。

しかし、過去のブログやこの度のシグナル解説では、
上位2資産に「均等に配分」とも書いてあります。

具体的に、新興国株と日本株を100万円ずつ買ったとして、
1ヶ月後に上位2資産が変わらず、新興国株が110万円、
日本株が90万円になったとします。

この場合、なにもしなくてよいのか、あるいは、新興国株を
10万円分売って日本株を10万円分買って100万円ずつの
均等にするというトレードをするのか、どちらでしょうか?

RS投資を理解したつもりでやっていましたが、どうも、
ちゃんと理解できていなかったようです(トータルで
+になっているので結果オーライですが)。

お手数ですが御教示ください。

もちろん、投資が自己責任であることは理解しております。

Posted by 大原 at 2018年03月03日 08:21
大原さん

コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、常に均等配分を維持するのが望ましいです。

しかし、課税口座では売却益が課税されますし、手間もかかるので、毎月厳密に均等配分にする必要はないと考えています。
私も2−3割程度の乖離は放っておいています。

ご参考になりましたら幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by 市原 at 2018年03月05日 13:50
回答ありがとうございます。

上位が変わらない場合の「トレードなし」と
「均等配分」をどうしたらいいのか、厳密に
均等にすると毎月トレードが発生しそうで、
迷っておりました。

少々の乖離は放っておくことにします。

いろいろ投資の本も読みましたが、
自分にはレラティブストレングス投資が一番
腑に落ちてしっくり来ましたし、実際に
効果も出ています。これが無料で公開されている
ことが驚きです。

どうもありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 大原 at 2018年03月07日 13:49
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
当ブログがお役に立ちましたら、ブログランキング応援クリックお願いします。