2013年04月19日

日経新聞の中国バブルを予測する神記事

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今後は移動平均投資やレラティブ・ストレングス投資に直接関係のない経済・投資ネタも書いていきます。

移動平均やレラティブ・ストレングス投資では株価のモメンタムだけを見て入ればよいのですが、経済や市況をしっかり見ておくことも大事です。なぜその資産にBuy/Sellシグナルが点灯しているのか、レラティブ・ストレングス上位にランクインしたのはなぜなのか、実際の経済やマーケットを観察してるとよく理解できるからです。

今回は中国に関するネタです。

日経新聞は「中国様」に関しては経済をほめたたえる記事が多くて好きではないので、普段は見出しをチラッと眺める程度です。

しかし今日は、中国のインフラ・不動産バブルを指摘する記事が載っていました。

将来本当に中国発不動産バブルの崩壊が起きたら、この記事は、バブルを的確に予言した神記事になるでしょう。

たぶんそうなるので、事前にストックしておきます。

<引用ここから>

中国、地方の債務拡大 インフラ投資で隠れ借金
GDP比50〜60%に


北京=大越匡洋】中国財政の健全性に懸念が広がっている。格付け各社は地方政府の債務拡大を理由に、中国の格付けを見直した。中央政府と地方の債務残高は推計で国内総生産(GDP)比50〜60%。公表ベースの約15%より高く、健全性の目安の上限に近い。インフラ投資による景気のテコ入れが財政悪化と金融不安につながりかねない。

 「地方政府の債務リスクを有効に防ぐ」。李克強首相は17日、国務院(政府)の常務会議で語った。国内外でくすぶる「次の債務危機の発火点は中国ではないか」(経済学者の胡祖六氏)という懸念を払拭するためだ。

 中国政府が公表している国債などの債務残高は2012年末で約7兆7600億元(約122兆円)。GDP比に直すと約15%となる。これなら中国が健全財政の目安とする「60%以下」を大幅に下回る水準だ。

 問題は地方政府が抱える「隠れ借金」がどのくらいあるか。中国では原則として地方債の発行は禁止されており、銀行からの融資も規制されている。だが、地方政府は「融資平台(プラットフォーム)」といわれる投資会社を通じて資金を借り入れ、インフラ投資を拡大している。融資平台を「隠れみの」とする地方政府の事実上の債務は、公表されている中国の債務残高には含まれない。

 中国の審計署(会計検査院)は、こうした地方政府の「隠れ借金」が10年末で10兆7000億元に上るとはじいた。だが実態はこの数値を大幅に上回るとみられる。

 中国西部の甘粛省蘭州市。大型の重機が700余りの山を切り崩し、整地が進んでいる。220億元の開発資金のほとんどはいったん不動産開発業者が手当て。地方政府は造成後に住宅などを売却して、その一部を開発業者に支払うという。地方政府の債務がどんな形で計上されているのかは不透明だ。

 中国の招商証券や華泰証券が推計している地方政府の「隠れ借金」は約15兆元。項懐誠元財政相は「20兆元以上」という見通しを示す。これを反映させると、中国の政府債務はGDP比で50〜60%に跳ね上がる。

 このほか、旧鉄道省の鉄道建設債務や年金債務などの公的な借り入れもある。「広義の負債まで入れると政府債務は90%を超える」(華泰証券)


 中国政府は現在、インフラ投資で景気をテコ入れしているが、金融危機後の財政出動が債務不安を招いた米欧に近い経路をたどる恐れがある。丸紅経済研究所の鈴木貴元シニア・エコノミストは「中国財政の健全性にすぐ問題が生じるとは思わないが、市場は将来的に中国が債務を管理できるかに疑念を抱き始めている」と指摘する。

<引用おわり>

なぜ中国の地方政府がやっきになってインフラ投資をやっているかというと、それが地方官僚から中央官僚幹部へ出世する道だからです。

<引用ここから>

中国の地方政府 トップの評価、成長率と直結

▽…中国の地方政府は省級、市級、県級、郷鎮級に大きく分かれる。そのうち省級は33で、北京市や上海市など直轄市が4市、省が22省、チベット自治区など自治区が5区、香港など特別行政区が2区ある。2011年末時点で、省級の下の市級政府は332、県級は2853、郷鎮級は4万466存在する。

▽…地方政府のトップは市長や省長ではなく、各地区の共産党委員会書記が務める。共産党の中央指導部入りには地方政府で実績をあげる必要がある。例えば、習近平共産党総書記は浙江省などで党委書記を務めた。幹部の人事評価は域内総生産(GDP)成長率をどれだけ高めたかが重視され、地方政府間で成長テコ入れの競争が起きやすい。ただ地方政府は慢性的な財源不足に加え、財政規律の維持を目的に地方債の発行も原則禁止されている。このため傘下の地方融資平台(資金調達のためのプラットフォーム会社)を利用した資金調達が横行している。

▽…融資平台は地方政府の担保提供などを利用して銀行から融資を受けるほか、独自の債券も発行。12年の発行額は前年の2倍以上に上った。10%前後の高利回りで個人などから資金を集める「理財商品」の運用先には融資平台の債券も組み込まれ、短期で集めた資金を長期のインフラ投資に流し込む仕組みが複雑に絡み合う。資金の鎖が途切れれば、金融不安が地方政府の信用不安に飛び火しかねず、実体経済にも悪影響が及ぶリスクを指摘する声が出ている。

<引用終わり>

今の中国には、

不動産の高騰

膨れ上がる債務

債務総額がいくらか分からない不透明性


という金融危機に必須の3点セットが揃っています。

中国でバブル崩壊が起きると、せっかくアベノミクスで盛り上がっている日本やシェール革命で盛り上がるアメリカにも、対中国向け輸出の減少という形で影響が及ぶのは間違いありません。

しかし、中国の金融システム崩壊に他国が巻き込まれる事はないでしょう。一部の中国不動産に手を出している馬鹿な銀行が不良債権を抱える程度ですむと思います。「中国不動産を担保にした証券化商品」なんてものが開発され世界中に広まらない限りは。

中国経済は引き続き注視していきます。

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posted by 市原 at 22:53| Comment(3) | TrackBack(0) | 経済・市場ウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by tumi バッグ at 2013年09月18日 10:35
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Posted by トミー 財布 at 2013年09月18日 10:35
アメリカの超能力者ゲリーボーネルさんが、
「2011年3月に日本に大震災が来るだろう」と、東日本大震災の起こる何年も前から予言されていたそうです。
ゲリーさんととても親しい(株)NAVICIOの鍵和田芳光社長は、2011年の1月から2月にかけて、持ち株を利食いました。先物取引も利食いました。そして、鍵和田社長は3月初めころに西ドイツに遊びに行かれました。
そしたらちょうどそのとき、あの東日本大震災が発生しました。
忘れられない3月11日のことです。

西ドイツで遊んでいた鍵和田社長は「やった!すごい!」と、このうえない驚きで、株価をずっと気にしていました。そして日本に帰国してみたら、予想通りのことが起こっていました。
株価暴落!先物市場の暴落!
帰国後、鍵和田社長は急いで買いを入れ直しました。
成田空港に到着する予定が関西空港になったから、ちょっと慌てましたと鍵和田芳光社長はお話しされました。

その後、予想通りに株価も先物市場も急上昇し、鍵和田芳光社長の取引口座には、億を超える利益になったそうです。

預言者ゲリーボーネル氏の力と、鍵和田芳光社長の相場を読む力のコラボで大きな収穫が得られたのです。
ちなみに、鍵和田芳光社長が被災地応援のために立ち上げたネットシステムの名前が「収穫ドットコム」という名称です。





Posted by シラミネ at 2014年01月14日 13:21
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