2010年06月09日

「失われた20年」でも移動平均投資は勝つ


失われた20年間で発揮された「移動平均投資の強さ」

下のチャートを見てください。太線は日経平均株価のチャートです。細線は12ヶ月移動平均線を表しています。グラフの中のグレーがかかっている部分は、日経平均が12ヶ月移動平均線を下回り、移動平均投資でキャッシュを保有する時期を表しています。

NKY_buysell_chart.jpg

日経平均株価は1999年に4万円台に達した後、20年間にわたって下落トレンドを続けています。そして現在は1万円そこそこ、つまりピーク時の4分の1の水準をウロウロしています。

ここで、グレーの網掛け部分に注目してください。日経平均が長く下落を続ける時期には全てグレーがかかっています。そして、日経平均が長く上昇を続ける時期にはグレーがかかっていません。

これは、移動平均投資は、日経平均が長く下落を続ける時期はキャッシュを保有し、日経平均が長く上昇を続ける時期には日経平均を保有することに成功していることを意味しています。

「長期の上昇トレンドを捉え長期の下落トレンドを回避する」という移動平均投資の強みが、失われた20年の間の日本株式市場ではみごとに発揮されたのです。


これから世界は、「失われた20年」に突入する

今の世界経済では、「日本の失われた20年間」が世界中で再現されてしまう可能性があります。

米国の住宅価格や雇用が回復しないため、米国消費は停滞したままです。欧州ではギリシャ問題が解決の糸口を見つけられないまま、問題先送り・時間稼ぎに終始しています。

一方、先進国で低金利で調達されたお金が新興国に流入し、新興国各国の株価は上昇を続け、中国沿岸部では不動産バブルが膨らみ続けています。いずれこのバブルははじけます。ハードランディングとなるか、ソフトランディングとなるかの違いはありますが。

世界の経済を牽引する先進国の根本的な問題が解決していない以上、世界経済がグングン成長していくことは難しいでしょう。先進国の莫大な投機マネーが新興国市場などの「小さな金魚鉢」に殺到し、一時的にバブルを起こすことは今後も起こりえますが、持続的な成長にはならず、バブルの発生と崩壊を繰り返すことになると思われます。

最悪の場合、今後の世界の株式市場は、時折自律反発をはさみながら、ジリジリと下落を続けることもあり得ます。その場合、日本の「失われた20年」のような株価チャートが世界の株式市場で再現されることになるでしょう。

万が一そのような展開になったとしても、移動平均投資は相場の下落局面を避け、上昇局面を捉え、着実に資産を増やしてくれるはずです。

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posted by 市原 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 移動平均投資法の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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