2010年05月14日

移動平均投資でリーマン・ショックを回避する

今回は、サブプライムバブル崩壊のケースを使って、バイ&ホールドと移動平均投資を比較してみましょう。ダウ平均を、バブル崩壊前にダウ平均がピークをつけた2007年10月を100として指数化しています。移動平均投資法による投資成果の推移も同じく2007年10月を100として指数化しています。

2008 financial crisis.JPG

2007年後半にサブプライムローン問題の深刻さが明らかになり、世界中の株価が下落に転じました。株価はじりじりと下落を続けた後、2008年8月に投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻したことが追い打ちとなり株式相場は急落しました。ダウ平均は2007年10月のピークから2009年3月までに57%も下落しました。バイ&ホールド投資をしていた人はピークから57%もの損失を被りました。私もその一人です。。。

12ヶ月移動平均投資法はこの間どのように機能したでしょうか。なんと12ヶ月移動平均投資法は2008年1月に売りシグナルを発しました。そして、その後14ヶ月にわたって続く相場の暴落を回避したのです。売りシグナル発生から19ヶ月後相場が上昇に転じた後、買いシグナルが発生しその後の上昇トレンドに乗ることができています。

2007年から2008年にかけては、サブプライム問題がどれほど深刻な問題になるかについて、専門家の間でも意見が分かれていました。経済環境を分析した上で、「今は株は危険だ。資産を現金に変えよう」という決定をすることは至難の業でした。

しかし、移動平均を見ていれば、2008年1月に売りシグナルを出したことはわかっていたのです。株価の推移自体が、「これからの株は危ない」というメッセージを発していたのです。

私たちは、マーケットの声を謙虚に受け止め、自分の投資行動に活かす必要があります。半世紀前に書かれたノーベル賞論文に基づいているバイ&ホールドに固執するのではなく、今のマーケットを観察し柔軟に対応すべきなのです。


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posted by 市原 at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 移動平均投資法の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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