2010年05月13日

移動平均投資で石油危機を回避する

今回の記事では、1973年の石油危機で株式相場が大暴落した局面で、移動平均投資法がどのように機能したか、バイ&ホールドと比較しながら見ていきます。

下のチャートは、点線がダウ平均を1972年12月を100として指数化したものです。移動平均投資法による投資成果は実線です。

1972 oil crisis.JPG

1972年12月にダウ平均はピークをつけ、その後1974年までに40%下落しました。バイ&ホールド投資では、ピーク時から4割の資産を失ってしまったことになります。

一方、移動平均投資法では、相場が20%下落した1973年12月に売りシグナルが発生しキャッシュポジションにシフトしています。

そして相場が底を打ち上昇に転じた後、1975年に買いシグナルが発生し、再び株のポジションに復帰しています。

1973年石油危機の株式相場暴落局面でも、移動平均投資は暴落を回避し、相場の底付近で投資を再開することに成功しています。

エコノミストやストラテジストを雇っても、景気や相場の天井や底を当てるのは至難の業です。

ところが、「移動平均」という、足算と割算さえ知っていれば誰でも計算できる指標を使えば、歴史的な株式市場大暴落もキャッシュポジションで回避することができたのです。
すごいことだと思いませんか?

次回は2008年サブプライムバブル崩壊のケースを使って移動平均投資の有効性を検証します。


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posted by 市原 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 移動平均投資法の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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