2010年05月12日

移動平均投資で1929年大暴落を回避する

今回の記事では、過去に相場が大暴落した局面で移動平均投資法がどのように機能したか、バイ&ホールドと比較しながら見ていきます。

まず、1929年の大暴落から見ていきましょう。

当時は世界恐慌によって金融市場はパニックとなり、アメリカの株価指数であるダウ平均は、1929年から1932年の間に89%も下落しました。当時ダウ平均をバイ&ホールド投資していたら9割近くの資産を失ってしまったわけです。

下のチャートの点線は、ダウ平均株価指数を1927年を100として指数化したものです。実線は、ダウ平均を12ヶ月移動平均投資法で売買した場合を、同じく1927年を100として指数化したものです。簡便化のために、キャッシュポジションのリターンはゼロとしています。

1929 crash.JPG

ダウ平均をバイ&ホールドした投資家は1929年のピークから89%もの損失を被っています。

一方、移動平均投資を採用した投資家は、1929年10月に売りシグナルが出てポジションをキャッシュ化し、その後1932年まで続く暴落を避けることができています。そして相場が底を打ち上昇に転じ始めた1933年からポジションを戻し、相場の上昇をしっかりとらえることに成功しています。

このように、移動平均投資法を使っていれば、世界中の投資家がパニックになった世界恐慌のさなかにあってもキャッシュポジションを持って冷静さを保つことができ、そして相場の底付近から投資を再開することに成功しています。

「移動平均」という、足算と割算さえ知っていれば誰でも計算できる指標を使えば、歴史的な株式市場大暴落もキャッシュポジションで回避することができたのです。

次回は1973年の石油危機のデータを使って移動平均投資の有効性を検証します。


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posted by 市原 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 移動平均投資法の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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