2010年04月25日

バイ&ホールドは儲からない?

かつては、一度買った株や投資信託をずっと持ち続ければ価格が上昇して儲けることができました。バイ&ホールド投資はこれまではとても有効な投資法だったのです。

しかし、今後のバイ&ホールド投資の収益率は、今までよりも低いものになるでしょう、その理由は次の通りです。


1.グローバル経済の成熟

まず、現在のグローバル経済は、先進国経済が成熟することで経済成長の勢いは落ち着いたものになっています。これはつまり、先進国の株式のリターンも今後は落ち着いたものになるということを意味します。経済がゆっくり成長するのに株価だけ猛烈に上昇していくのは難しいのです。

もし株式が経済成長よりもすごい勢いで上昇できるとすると、それは経済成長の果実の大部分を株主が横取りするような状況でしかありえません。そのような経済はあるべきではありませんし、またあり得ません。新興国株式は別として、世界の大部分を占める先進国株式の成長率は落ち着いたものになるでしょう。


2.マネー経済の膨張

一方で、世界中をめぐっているお金の量は増えています。このお金は利子や配当金、そしてキャピタルゲインを求めて世界中の金融市場を駆け巡っています。このありあまるお金が一か所に集中すると、そこにバブル経済を生み出します。株や土地の値段を実体経済以上に押し上げます。このようなバブルが永遠に膨らみ続けることはできません。膨れたバブルは必ずいつか破裂します。そして実体経済に見合った水準まで土地や株の値段は戻っていきます。


3.成熟する実体経済+膨張するマネー経済 = バブル発生・崩壊の繰り返し

減速する実体経済と拡大するマネーの規模、この二つの要因によって、今後の金融市場は今まで以上の規模と頻度でバブルの発生と崩壊を繰り返すことになるでしょう。

株価がこれまで以上にジェットコースターのような乱高下を繰り返す環境では、バイアンドホールド投資のリスクはこれまでとは比べ物にならないほど高いものになるでしょう。


バイ&ホールド投資は覚悟が必要

「バイアンドホールドは長期的には収益を生む」という主張には、私も反対しません。しかし、その「長期」の間には、激しい価格の上昇と下落が繰り返されます。バイアンドホールド投資を行う場合は、このことを肝に銘じておく必要があります。

 「バイアンドホールドは将来の相場や経済を予測しなくてOK」

 「バイアンドホールドは簡単楽ちんほったらかし投資」

このような言葉に乗せられて、相場のジェットコースターにつきあう覚悟も持たずにバイアンドホールド投資をすることは絶対にやめましょう。


これからは移動平均投資の時代

一方、移動平均投資法は、これからのジェットコースターのように乱高下する相場にマッチした投資方法です。上昇相場がやってきたときにはトレンドに乗り、下落相場がやってきたときにはトレンドから降ります。そして、相場の変動の激しさに関係なく、安定したパフォーマンスを生み出します。12ヶ月移動平均投資法は、相場の動きが激しいほどリスク低減効果を発揮します。

実体経済の成熟とマネー経済の膨張によって、これからはバブルの発生と崩壊が、今まで以上の頻度で、今までにない規模で起こることでしょう。移動平均投資はこれからの時代にマッチした投資法といえます。

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